2026年8月11日

温泉の仮復旧について(第5報)

昨日(10日)現地調査を地元業者、温泉管メーカーの技術者、安曇野市、市観光協会の関係者で行い、温泉管の仮復旧に向けた作業工程の確認・調整を行い最短で2週間を目途に通湯できるよう調整しました。事業者の復旧工事は休日返上で行う中で一刻も早い通湯に努力をしていただけるとのことです。しかし、災害現場での施工ということもあり安全、かつ、慎重に行っていただくことが前提でありますので、ご理解を賜りたいと存じます。

仮設橋の施工を計画する長野県安曇野建設事務所のご理解をいただき、仮設橋の設置工事と並行し仮設管の敷設作業を行います。

温泉管の仮復旧を概ね最短で2週間を目途に完了するため、作業工程の確認・材料等の発注を関係する事業者間での共有ができました。ただ、お盆休みの時期でもあり、材料等の発注に遅れや台風などの気象条件によっても工事が遅延する可能性もありますので、今後の復旧時期については弊社ホームページ等で復旧作業の進捗に併せて逐次ご報告させていただきます。

仮復旧に向けた作業内容は、まずは崩れた県道をできるだけ拡幅するため道路の「のり面」に土嚢を並べるとともに、道路上に鉄板を敷き、加えて消失した橋の代わりに緊急的に「桁」を設置し、通行の確保を行い、温泉の仮設管については、県道拡幅のために設置した土嚢や「桁」の上に「ころばし方式」で温泉管を設置します。この「ころばし方式」は弊社では源泉付近などで施工実績があり、使用する温泉管は保温力、強度、多少の振動に対して優れた製品で、かつ、温泉管を接続をする場合にも短時間で行うことができるなど、早期の通湯に向けた施工方法及び使用する温泉管等を選定しました。

温泉管の復旧後に温泉の通湯作業を行いますが、温泉管に温泉がない状況であり温泉管が冷えていますので、いっきに温泉を通し急激な温度変化を行うと、温泉管の破断ということが起きる可能性があり、徐々に温泉を通し温泉管の温度の急激な変化を起こさぬよう慎重に通湯する必要性があります。また、温泉管の消失により泥水などの侵入が予想されますので、温泉管内の温泉がある程度無色になるまでは排泥作業を行い、その後に貯湯槽に温泉を溜め始め一定量の温泉が確保できた時点でお客様の通湯を始めさせていただきます。 長期間にわたり通湯が停止していることにお詫びを申し上げるとともに、一刻でも早く通湯できるよう関係する事業者のご協力をいただき復旧作業を行ってまいりますのでご理解をいただきたいと存じます。

作業の進捗については写真等で弊社ホームページで情報提供を逐次させていただきますので、併せてご覧いただければと存じます。

下記に災害状況の現場の様子を添付します。

温泉管破断現場周辺の状況

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